食べないまま腐らせないために。

昨夜、致せなかった日以来で会った。

まあLINEは毎日してたけど。

お互い出先から集合したので会社から離れたところで、でも家からはそこそこ遠いから軽く夜ごはんしようっていう感じ。

なんか、観察してしまう。目撃される心配ないケースの割に、手とかつながないなとか。でもまあ元々外でくっついたりしない人だし、これまで私から行ったこともないし、とか。

観察しては、こうだな、ああだな、って考えては、過去や性格を照らし合わせて、なんでだろうと疑問に思ったり、そりゃそうかと納得して前言撤回したり。

冷静なのに考えちゃう。あまりないパターン。

この間、「呼び名なんだけど」って切り出された。

未だに苗字+さん/くんで呼び合っていたの、気づいてたよねやっぱりって感じ。

私は気づいていたけど、関係とか時間って不可逆だから、そう呼ばれているのも今だけだから、と思ってそのままにしていた、と正直に言った。

だって今でさえ、敬語で話されてたことが懐かしいもの。

だからいろいろ、今だけだから、長持ちさせたいから、と思ってきたけど、少し進める努力をしてもいいのかもしれないと思った。
進めば、それだけ早く終わりが来る。
だからぐずぐずしてたのかも。
閉じたままの蜆とか、孵らない鶏とか、収穫されないまま樹上で朽ちる柿とか、1年以上も蕾のままの花とか、そういうふうにひらかず進まず腐ることもまた勿体ない。
例えば自分から手をつなぐとか、好きって言うとか(思えば好きと言われても私もと返してこなかったのは我ながらヒドイ)。
言い過ぎてもアレだろうし、バランスが難しいけど、そこは観察して。

とりあえず。来月土日での一泊旅行が実現しそうなので(私の出張日程が確定次第だけど)、そのときにゆっくり話せるといいな。