R.

自意識過剰ですが何か。

その後

5月下旬にふたりでランチ行ったのを最後に、私的接触は完全に途絶えた。
LINEもしないし電話もしないし勿論ランチも飲みもなし。
朝出社時間が被ってしまうことも多くて、ひと気のないエレベータや執務室内でも、基本的に口は利かない。
けれど仕事でのかかわりは絶対にあるので、そのときは感じよくにこにこしているし、過不足なく、同僚としての業務連絡だけしている。
きっとこうして、無になる。

 

今はまだ無じゃないけど。
好き(プラス)から無(ゼロ)になるまでにはいかない。席も近いし毎日会うし。
今はマイナス。言ってしまえば逆恨みしている。(自覚があるからまあいいと思うの。段階として仕方ないと思うの)

 

人に言えないからここで書くけど。だ っ て さ ! ? って、話。

私もわるいけど、っていう但し書きはもう敢えて書かない。言わない。

席も近い同じ部署の6歳も年上の35歳に“仕掛け”ることなくない!?

 

はあ少しすっきり。
だって私に人並みの結婚願望があったらどうするの。恋愛となると公私混同する人だったらどうするの。


私も所謂もの慣れてちゃらい(というと語弊があるので≪イロンナコトにハードル低い人≫と呼びますか)モテるタイプの人だったとしても、社内の人に滅多なことしないだろって思ったから真に受けたのもあるし。

からしばらくは恥ずかしくて仕方なかった。
今になってこんな直近で黒歴史作っちゃうとは思わなかった。
ちょろかっただろうな~って思うと、恥ずかしくて仕方ない。だからちゃんとした人として振る舞ってるけど。

 

無ではないけど、もう好きではないんだ。強がりじゃなく、これは本当に。


その証拠に、6月になってから、割と大勢の飲み会があって、そのとき彼と向かいの席になった。

掘り炬燵タイプの席で、以前だったら向こうはずっと足同士が触れるようにしてた。
でもそのときは一切触れなかった。
試すような気持ちでこちらから触れたら、触れ返してきたしそのままくっつけてきてたけど、それに対して以前みたいに嬉しくもどきどきもしなかったの。
ああこのテのスキンシップって、好きな人相手じゃないとやっぱり無理なんだなあって。
そのとき仕掛けたのは私だけど、向こうからされたら、ちかんと一緒。
それがわかったから放して、それが本当に終わりだったと思う。