R.

自意識過剰ですが何か。

奇特な人のはなし

ほのめかしてくることはこれまでも度々あったけど、最近はすっかり友達のトーンに落ち着いていたので、Yくんと久々に飲みに行った。そしたらなんでよ、すごいオフェンス。

流れで話題に出したら「Rさんの合コンの話とか聞きたくないな」って言っておきつつ、「話に出されたら気になるじゃん」と聞いてきたり、映画とかカラオケとか野球観戦とか登山とかデートの提案もすごい。
夜飲み行くこと自体を最近控えてる話をしたら、じゃあランチ行こうよって言われて、「ランチなら基本いつでもいいさ、わざわざアポ取るようなことせんでも」って言ったら、「わかった。でもふたりでだからね。(同行者)増やさないでね」とか言ってくるし。

夏バテ気味なところ、何かというと雰囲気出してこようとする、その空気を変えようとたくさん喋り過ぎて疲れた。
極めつけには、帰ろうとしたときに私の後頭部のマジェステに触れて、「これ初めて見た」って言うから、「前からしてるよ」って答えたら、そのあと髪先をまた少し触って、2回撫でた。

―それがね、なんか嫌だった。

「つぶれる」って言って逃げたけど、頭ぽんはだって、めちゃくちゃプライベートエリアじゃないですか、っていう。
元々私は人に触れるのも触れられるのも今まで殆どなかったから、余計に。*1

友達ならOK、でも恋愛感情は無理。
生理的に無理なんだってやっぱり体は正直だよね(使い方合ってるのか)。

基本そういう見られ方はされたくない、って会社で仲よしのおねえさん(41)に言ったら、「じゃあうさぎくん(私の高嶺の花)なら?」「くまさん(私の憧れの人)で想像してみて?」って。
そんなこと恐れ多くて考えないくらいの人なんだけどなあ、と思いつつ妄想してみたら、それはどきどきこそすれ嫌ではない。
てことは“彼じゃダメ”なんだろうなあ。


好きになれたら理想的なのに。
一途ぽいし、優しいし、しっかりものだし。
あと大人になってからの合コンとか紹介では、「(この中では消去法で)Rちゃん」とか「(手近だから)Rちゃん」「(手頃だから、ちょうどいいから)Rちゃん」みたいな選ばれ方しかしてこなかったけど、Yくんは私のことをわかっていて、知っていて好きだというから、好きになられ方としても理想的。

でも。でもでも。

「(好きなんて言ってくれる人は)これが最後かも」
「ぜったい後悔する」
「勿体ない」
って言われるけど、そうかもしれないけど、「いま」私は無理なんだもの。あと相手に失礼。

 

*1:たまに女の子とかでも腕に飛びついてきたりハグしたりしてくるタイプいるけど、どぎまぎ挙動不審になってしまう。