だから田舎は嫌だって話
この話に関連して、誤解をおそれず言えば、だから田舎は嫌だって、話。
彼氏がこれだけ歳が離れていると、田舎の人ほどネガティブな反応をしてくる。
友達でも。家族でも。
彼には“次”があるけどお前にはないとか、磯野貴○さんみたいに歳くってから捨てられるとか(捨てられるって何やねん)、出産リミットがあるんだからそうしたら彼には私とつき合うメリットないとか、むしろ結婚する気ないとか(私だってないわ)、今ちょっと年上と遊びたいだけだとか。
揶揄のやつもあるし本気で心配してくれてるやつもあるし、怒ってるケースも、私をへこましたいパターンもある。
でも私の友達は、「彼氏ができたこと」自体には驚いても、年齢差にはさほど驚かない。
多少はびっくりするけど、そこまでじゃない。
これって、前記事のきみちゃんの嘆きにも通じるものがあるなと思った。
きみちゃんは田舎にある戦前から続く会社で働いていて、男尊女卑年功序列ワールドに今もいる。
そこで、早く結婚したほうがいいだの、化粧しろだの、女子力がどうだの、お茶を淹れろだの言われて、息が詰まる思いでいると言う。
あと親にも結婚しろしろ言われていると言う。
「女の賞味期限」とかクリスマスケーキの喩えなんて、いやちょっと待ってよ、それ私たちの親世代が20代の頃の話よ?っていう。
きみちゃんが、まりかと私に「そんな事象(コト)ないの?」って聞いてくるけど、「あるわけないし」ってきょとんと(或いは唖然と)するのも、更新されないままの超旧モデルの価値観を鼻でわらえるのも、まりかが都会のしかも芸能界にいるから、私が丸の内にいるから、も大きいのだと思う。
化粧する男子も前科者も珍しくもなくなって、セクシャリティなんて多様なのが当たり前で、もはや話題にもしない。
だから嫌いなの。
いろんなことがupdateされない。
田舎だから、はもしかしたら理由のほんの一部かもしれない。
だって今はネットがあるから(今はって言い方もおかしいし、リベラルな人は田舎にだっている)そんな差が出るとは、私だってつい最近まで思っていなかった。